【小児矯正症例 No.44】
浜松市中央区入野町の寺田歯科、歯科医師の寺田宜央です。
今回は、
「上の前歯の隙間や歯並びのデコボコが気になる」
「噛み合わせも気になる」
「他院では将来的にⅡ期治療(ワイヤー矯正)が必要になる可能性があると言われた」
ということで来院された7歳男児の小児矯正症例をご紹介します。
患者様・保護者様としては、できる限り小児矯正(Ⅰ期治療)の期間内で歯並び・噛み合わせを改善したいというご希望がありました。
※患者様・保護者様の同意を得た上で掲載しております。
【主訴】
・上の前歯の隙間が気になる
・歯並びのデコボコが気になる
・噛み合わせが気になる
・できる限りⅠ期治療の範囲内で改善したい

初診時には、
・上の前歯に隙間がある
・上下の前歯に歯並びのデコボコがある
・永久歯が並ぶためのスペースが不足している
・上下の歯列が狭い
状態が認められました。
7歳という乳歯から永久歯へ生え変わっていく時期であったため、永久歯の萌出状況を確認しながら、歯列の幅を整え、永久歯が並ぶためのスペースを確保していく方針としました。
【診断】
・上下顎歯列の狭窄
・叢生(歯並びのデコボコ)
・上顎前歯部の空隙
・永久歯萌出スペース不足
【治療方針】
今回の症例では、取り外し式の「拡大床」を使用して小児矯正(Ⅰ期治療)を行いました。
【治療時に使用した装置】

拡大床は、ご本人で取り外しのできる小児矯正装置です。
今回はこちらを使用して上下の歯列を少しずつ拡大し、永久歯が並ぶためのスペースを確保しながら、永久歯への生え変わりを経過観察しました。
小児矯正を行った場合でも、すべてのお子様がⅠ期治療だけで治療を終了できるわけではありません。
永久歯への生え変わりや顎の成長、歯並び・噛み合わせの状態によっては、Ⅰ期治療終了後にⅡ期治療としてワイヤー矯正やマウスピース矯正などが必要となる場合があります。
今回もその可能性について事前にご説明した上で、治療を開始しました。
【Before / After】

治療前と比較すると、
・上の前歯にみられた隙間の改善
・上下前歯の歯並びのデコボコの改善
・永久歯が並ぶためのスペースの確保
・噛み合わせの改善
が認められました。

永久歯への生え変わりを確認しながら拡大床による治療を進めた結果、初診時に認められた前歯の隙間や歯並びのデコボコ、噛み合わせに改善が認められました。
患者様・保護者様にも現在の状態にご満足いただけたため、現時点ではⅡ期治療(ワイヤー矯正等)へ移行せず、Ⅰ期治療を終了としました。
今後は上下左右の12歳臼歯(第二大臼歯)が完全に萌出するまで、保定装置を使用しながら永久歯列の完成を経過観察していきます。
なお、今後の成長や永久歯の萌出に伴って歯並び・噛み合わせが変化した場合には、Ⅱ期治療が必要となる可能性があります。
【今回のポイント】
✅ 7歳から小児矯正(Ⅰ期治療)を開始
✅ 取り外し式の拡大床を使用
✅ 永久歯が並ぶためのスペースを確保
✅ 上の前歯の隙間・歯並びのデコボコを改善
✅ 噛み合わせも改善
✅ 現時点ではⅡ期治療へ移行せずⅠ期治療を終了
小児矯正では、乳歯と永久歯が混在している時期から永久歯の萌出状況を確認し、必要に応じて歯列の幅や永久歯が並ぶためのスペースにアプローチしていきます。
ただし、「小児矯正を行えば必ずⅠ期治療だけで終了できる」というわけではありません。
永久歯の大きさや萌出位置、顎の成長、骨格、噛み合わせなどによっては、永久歯列完成後にⅡ期治療が必要となる場合もあります。
そのため寺田歯科では、治療開始時だけでなく、永久歯への生え変わりを確認しながら、その時点で必要な治療を検討していきます。
【症例情報】
| 【項目】 | 【内容】 |
| 年齢 | 7歳男性 |
| 主訴 | 上の前歯の隙間・歯並びのデコボコ・かみ合わせを改善したい |
| 診断 | 上下顎歯列狭窄・叢生・永久歯萌出スペース不足・上顎前歯部空隙(正中離開) |
| 治療方法 | 小児矯正(Ⅰ期治療) |
| 使用装置 | 拡大床(取り外し式装置) |
| 永久歯抜歯部位 | なし |
| 治療期間 | 4年10カ月(※保定期間含まず) |
| 治療費用(税込) | 総額:671,000円(税込) (内訳:矯正検査代診断料、矯正装置代、調整代含む) |
| 治療区分 | 自由診療 |
※掲載している治療費用は、本症例における実際の治療費用(税込)です。
※治療内容・治療期間・使用装置・通院回数などにより費用は異なります。
※料金改定等により、現在の治療費用とは異なる場合があります。
【主なリスク・副作用】
・装置装着時の違和感
・発音しづらさ
・装着時間不足による治療効果の低下・治療期間の延長
・虫歯・歯肉炎のリスク増加
・装置の破損・紛失
・永久歯の萌出状況によってはⅡ期治療(永久歯矯正)が必要となる場合があります
・永久歯抜歯が必要となる場合があります
・後戻り
・その他 etc…
【担当医】
寺田歯科
歯科医師 寺田 宜央
担当分野
・小児矯正
・成人矯正
・MFT(口腔筋機能療法)
・ワイヤー矯正
・マウスピース矯正
※患者様・保護者様の同意を得て掲載しております。
※治療結果には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。
※治療内容や治療期間、治療費用は症例によって異なります。
【小児矯正について詳しく知りたい方へ】
寺田歯科では、お子様の歯並びや噛み合わせ、成長発育の状態を確認しながら、一人ひとりに合わせた小児矯正治療をご提案しています。
【矯正無料相談について】
寺田歯科では、矯正治療をご検討中の方を対象に初回無料相談を行っています。
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など、気になることがございましたらお気軽にご相談ください。